この度大阪フィルハーモニー交響楽団では、2025年4月より、松本 宗利音(まつもと・しゅうりひと)氏を指揮者に迎えることとなりました。
松本氏は豊中市出身。幼少期より相愛学園音楽教室、センチュリーユースオーケストラなどで音楽に親しみ、京都堀川音楽高校、東京藝術大学音楽学部指揮科で学びました。卒業後は東京シティ・フィルの指揮研究員、2019年から22年まで札幌交響楽団指揮者を務めるなど順調にキャリアを重ねています。
大阪フィルとは2020年11月に初共演。翌年9月にはコロナ禍で来日が叶わなかった外国人指揮者の代役として定期演奏会デビュー、大役を果たしました。その後、地元豊中の隣町にある吹田メイシアターでの大阪フィル公演の指揮者として3年連続で出演するなど、着実に活躍の場を広げています。大阪フィル指揮者、松本宗利音の今後一層の活躍にご期待ください。
<松本宗利音からのメッセージ>
2025年4月に大阪フィルハーモニー交響楽団の指揮者に就任することになりました松本宗利音です。
まずは就任のオファーをくださった大阪フィルの皆様に心より感謝申し上げます。このような歴史あるオーケストラの一員になれることは、私にとってかけがえのない幸せです。私はこれまで大阪フィルとは9回の演奏会をご一緒しましたが、共演を重ねるごとに音楽の深い部分を追求できるようになっていると感じています。これから3年間、素晴らしい芸術家の集まりであるこのオーケストラと共に音楽作りをできることが楽しみでなりません。
皆様にはこれまでと変わらぬ熱いご声援をお願いするとともに、大阪フィルと私の新たな音楽の世界をお楽しみいただけましたら、そして演奏会にご来場をいただけましたら幸甚に存じます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。